作者 | 松平輝和 賛, 長谷川雪嶺 筆 |
員数 | 1幅 |
形状・品質 | 掛幅・絹本着色 |
法量(cm) | 縦 120.5 横 78.3 |
制作年 | 江戸時代 天明5年(1785) |
所蔵 | 平林寺 |
管理番号 | 大_030 |
落款(款記・印章・銘) | [絵] 款記 : 「伝灯六十世四明天童第一坐等楊禅師雪舟画家十三伝長谷川雪嶺」 [絵] 印章 : 「長谷川氏宗伯」(白文方印) |
釈文 | (「□忠」朱文方印) 冀北之野生□驥葢吾 邦亦自古世出良馬而奥羽之産最為多矣乃良将勇王能得而御之是具 所以臨陣無敵而一心為功也吾素有馬癖常畜数十匹而駿逸者実為難 得焉今茲偶得一五老驄馬南部産也有殊相無色相漆十好全備矣名曰 浜尻盖 官所賜之封内之邑名也余謂如此良馬世之所希有恐難再得乃令画工 貌之而難得其真姑取其近似者而題其所以令之不朽已麃幾後世子 孫有買馬者以此為法也葢吾曾祖父君輝貞嘗為執政受 命至高崎城之日乗青黒之□馬陟封疆之崔嵬其馳駆一如意因自称曰 古者源義経有良馬曰太夫黒余亦以此当之後数年会 国之有大事受 命之于京師 官賜以駿馬乗之以往還五十三驛時年七十矣世皆称其老益壮父 輝高襲封始就封於高崎亦有所受之二驄一曰具広二曰片岡其後父 君為大阪留守得秋田産驄馬名下城亦良馬也将到大坂路経大井河鞭 其馬直渡之雖白波漲天水扮如矢浮水游泳如歩陸土及後為京兆尹復 得秋田之駿亦驄馬也名中山将到京師路経箱根山自駆之踰絶壁度峻 巌宛如行平地是皆驄馬之駿逸者也吾 先君世皆不乏良馬至吾之世 亦得此神駿是何幸也兵家之栄莫大焉因記之以示後昆爾 天明乙巳夏六月望 上野国高崎城主 東都執奏兼廟稜令遠国政事府松平右京亮源輝和記 (「姓□名□」朱文方印)(「字曰文恭」白文方印) |
備考 | 禅文化研究所「デジタルアーカイブス(禅文化財目録整備事業)」により電子化(平成26年度) 作品の調査及びデータ作成 : 花園大学歴史博物館, 禅文化研究所 |
展覧会出品履歴 | 展覧会タイトル : 「武蔵野の禅刹 平林寺 ―伝来の書画名宝展― : 中興開山鉄山宗鈍禅師400年遠諱記念」 会期・会場 : 2015年(平成27)9月24日-12月12日・京都, 花園大学歴史博物館 主催 : 花園大学歴史博物館, 公益財団法人禅文化研究所 |
分類 | 絵画 |